数年前に勤めている会社の周年記念として、慰労と来季への決起集会を兼ねて、会社の方々とグアムへ行きました。出発は新千歳空港から大韓航空へ乗り継ぎ、韓国経由でグアムへと行きました。乗り継ぎに時間もあったことから韓国もグアムへ行く前に少し観光しました。出発時の日本の季節は11月と冬でしたが、グアムは雨期という雨量がとても多い日本の四季には属さない季節で、気温も連日30度を超えるとても蒸し暑い季節でした。

グアムでの主な観光場所は、「タモン」という中心街で観光やショッピングで連日訪れました。他には宿泊したホテルにはプライベートビーチがあったので主にそのビーチでの観光がメインです。旅行会社で宿泊込みのツアーで予約したため、様々なアクティビティを経験することができました。主にパラセーリング、バナナボート、スキューバダイビング、乗船し野生のイルカを鑑賞したりと、様々なアクティビティを楽しみました。イルカを初めて見ましたが、意外と迫力があり少し怖かったのが印象的でした。

毎日の食事は、旅行プランに含めず、自分たちでお店に訪れて取りました。「タモン」でのシーフードレストランやビーチ沿いのカフェテラスなど、海鮮系の食事が多かったです。魚介類が日本では考えられないくらいのサイズで、バーベキューなどにして楽しみました。海老がとても大きくて絶品でした。味付けが濃いのでビールが進んでしまい、先週母とエントランス日帰り旅行に当選してバスツアーに参加した際、お昼のビッフェでおいしいものを食べ過ぎてしまったので、少し食事には気を付けよう、と思っていたのに、ついつい毎晩飲み過ぎてしまいました。

グアムは現地のスタッフが日本語を少しばかり話せるので、一緒にアクティビティを楽しめたりと、かなり充実できました。パラセーリングを体験したときは、もっと速くしてほしいとお願いするとやりすぎであると感じるぐらいの速さで走行してくれましたが、とても面白かったです。ビーチで泳いでいたときも海が日本では考えられないくらい透き通っていて、ただ泳ぐだけでもとてもワクワクしました。

プライベートビーチではウォータースライダーも備えられていて、かなりのスピードで滑ることができてとても楽しく、何度も滑りました。他にもプールにバスケットゴールが備えられており、現地の人たちと水中バスケットボールを楽しみました。夜も気温が高いため薄着で外出出来るのでグアムの夜景を見に行ったり、写真に収めたりとても楽しかったです。中でも一番楽しかったのは観光客でいっぱいであった逆バンジーです。とても恐かったのですがとてもスローに感じるくらいで、いい体験ができたと思います。

グアムでの旅行で驚いたことは幾つかありますが、まず天候が変わりやすいことです。グアムは雨期と乾季の二つしか季節が存在せず、私が訪れたときは雨期であり、晴れているのにも関わらずスコールといわれる豪雨が突然降りだすことに驚きました。気温も30度を超える猛暑の中で断続的なスコールは日本では考えられないのですごい経験でした。

道や建物もとても大きく、驚いたのが道路のすぐ隣に逆バンジーを体験できる施設があったことです。実際にその逆バンジーを体験してみたのですが、高所恐怖症の私にとってはかなりの恐怖体験でした。ただ同僚たちとみんなで思い出残そう!とノリで申し込んでしまったことを、朝になって悔やみました。

少し面白かったのは、施設の現地人のスタッフが、やはり日本の観光客が多いのか日本語をユニークに話していたことです。日本語が通じてとても安心していたのですが、実際に飛ばされるときのカウントダウンでは中途半端なタイミングで突然発射させられたりと冗談が通じず、とても恐い経験をしました。ただ、その時刻が夜だったので、高いところから見るグアムのライトアップの景色はとても綺麗で印象的でした。

9月にベトナムに3泊4日で行きました。一緒に行ったのは同じ会社の同僚先輩後輩上司です。1泊目はハノイで2~3泊目はハノイ中央部になるダナンという都市に行きました。交通手段は関西国際空港からハノイまでは飛行機で行き、ハノイ市内は貸し切りバスで回りました。ハノイ観光後はダナンまで飛行機で移動して、ダナン市内はまた貸し切りバスで回りました。名目上の目的は海外研修でしたが、殆ど観光旅行のような感じでした。

基本的には、ベトナムの寺院や遺跡を巡る観光ツアーに参加していました。寺院や教会に関心があったので重点的に見て回ることにしました。ベトナムは古い寺院が多いのですが、一つだけ洋風な教会があり、ガラスステンレスが目立っていてとても印象的でした。ベトナムは過去に何度も戦争等で領土が広がったりしていましたので、その度に王朝が変わっていたため、様々な箇所に王宮跡や王族の墓などがありました。

 

やはり貧しい国とはいえど、王様関連の施設は大きかったです。中でも王宮には玉座が未だ残っていて、試し座りが出来たのですが、家来が前に座っているイメージをしてしまい、当時の身分の高い人の気分を味わうことが出来ました。

ダナンにはドラゴン橋という場所があり、決まった日にドラゴンの像の口から火を吐くイベントがあります。滞在3日目が幸いこの日に該当する日でした。現地に向かい定刻の30分前に着きましたが、既にドラゴンの火を見ようと沢山の人が集まっていました。無論、バイク社会なので、バイクで来ている観光客も多く、道が完全に封鎖された状態でした。定刻になり、ドラゴンが火をふくと辺りが大騒ぎしていました。見ていて面白かった上に辺りは夜店が沢山出店していたので、まるで日本の花火大会のような雰囲気でした。

あとは、ダナン市の有名なステーキ屋に行ったことです。後から知ったのですが、ここはベトナムだけでなく海外の観光客にも知られているような有名な店だったそうです。確かにステーキの値段は高かったのですが、味はその分良かったです。そのうえ、ベトナム風の色んな調味料が用意されていて、オリジナルソースの味で食事を楽しむことが出来ました。

とても怖かったことは、ベトナムはバイク社会なので、道路を歩いていると、バイクがコンスタントに走っており、しかも信号がないところが多かったです。なので、いつ事故が起きてもおかしくない状況でしたが、幸い私が滞在している時は交通事故は起きませんでした。横断歩道を横切る時は命がけかもしれないです。そんな中でも関わらず、会社の先輩は強引に手で無理矢理バイクの流れを遮って渡っていたので、見るだけで怖かったです。

感動したことは、ダナンに滞在していた時に宿泊していたホテルです。6つ星に値するホテルであり、会社が無理をして抑えてくれました。豪勢で大きなベッドと気が利くサービスは日本での高級ホテルをイメージします。何よりもダナンは海沿いなので、窓からの景色を観れば太平洋が果てしなく広がっています。なので、眺めも抜群に良かったです。あとは、朝食はバイキングだったのですが、ベトナムのあらゆる料理が揃っていたので、これも良かったです。

屋台なども試してみたかったのですが、さすがに個人旅行ではないのでもし体調を崩すようなことがあるとみんなに迷惑がかかるのでやめておきましたが、歩くたびにおいしそうな香りが食欲をそそり、現地の方が気軽に食べているのがうらやましかったです。ベトナム全土で食べられるフランスパンにレバーパテやハム、野菜などをはさんだバゲットサンドのバインミーは人だかりになっている店を選んで購入しましたが、とてもおいしかったです。

雨季の直前にフィリピン ボラカイ島へ語学学校の同級生約20名と行きました。移動手段は飛行機、乗り合いバン、ボートで、旅程は移動日を含めて3泊4日でした。ボラカイ島は、半日あれば島を一周できるくらいのサイズです。島ごと観光地です。アジアでNo.1、いや世界のベストビーチ、などと注目を浴び、今や世界屈指のビーチリゾートアイランドです。日中はマリンスポーツやアイランドホッピング、夜はクラブで遊びました。海、砂浜がとても綺麗で日本人、韓国人、中国人の観光客も少なく、落ち着いて過ごすことができました。

アイランドホッピング、スキューバダイビング、マリンスポーツに参加しました。アイランドホッピングでは、ボラカイ本島周辺の小島を2つ回りました。本島も十分に綺麗ですが、小島に行くと、より綺麗な海で魚も泳いでいました。スキューバダイビングは、本島にある日本人スタッフのいるお店を利用しました。

スタッフの方が女性で、非常に丁寧かつ気さくな方だったので、ダイビング初心者でも安心して楽しむことができました。泳げない、一人だと不安、など希望に合わせてプログラムを立ててくれたのが良かったです。私は初めての体験だったのでダイビングが得意な友人と一緒の時間に組んでもらえたので安心して試すことができました。

最後に、マリンスポーツです。バナナボートやジェットスキーを楽しみました。当時は、今ほどボラカイ島が有名ではなく、観光客も少なかったため、他の人に気を遣う必要もなく、心から楽しむことができました。

 

綺麗な海と砂浜、浜辺沿いのクラブ、新鮮な料理が何よりの想い出です。まず、海と砂浜は本当に綺麗です。エメラルドグリーンの海とホワイトサンドのコントラストは日本では体験できないと思います。次に、浜辺沿いのクラブです。普通の規模のクラブが海の前にあります。そのため、クラブで盛り上がって、泳ぐことができたり、砂浜で話したりすることができます。年に数回、著名なDJも招待して大きなイベントをやるようです。

最後に料理です。正直、フィリピンはご飯が美味しくないし、脂っこいものが多いです。ただ、ボラカイにはフィリピン料理だけではなく、色々な国の料理が食べられますし、材料の鮮度も良いので安心して食事ができます。マンゴーなどのトロピカルフルーツも新鮮でおいしく、ビーチフロントにはジューススタンドやアイスクリーム屋などがたくさんあります。

ただ、行く時期には注意が必要です。フィリピンは6月半ば〜10月にかけて、雨季になります。この時期は雨が毎日のように降りますし、台風も来ます。雨が降っていたら、海で楽しむことはできないですし、最悪、悪天候の影響で島から出られなくなります。また、移動手段について困りました。自然が残り、とても綺麗な島であることと引き換えに、交通手段が確立されていません。

マニラから国内線で最寄りの空港まで行き、着いたら、乗り合いバンに詰め詰めで乗り込み、山道を走ります。そして最後にボートに乗って、ボラカイに到着です。ただでさえ、移動が過酷なのに、フィリピンは飛行機も含めた交通機関が遅延するのが当たり前です。せっかくの旅行でも移動だけで時間が取られたり、疲労したりします。行く時には、余裕を持ったスケジュールを立てないといけません。

次に、物価のことが挙げられます。観光地であるため仕方がないのですが、物凄く物価が高いです。日本と同等、もしくはそれ以上になります。なので、フィリピンだとは思わずにお金を余分に持って行った方が良いです。勿論、その物価に相応しい環境はあるので、納得はできます。また、ぼったくりなどは合わなかったので、想定外の費用が生じることはありませんでした。

数年前に四国に旅行へ行きました。同行者は両親と弟の計4人で移動手段は車、車種はプリウスでした。ETCで高速が1000円の頃だったので折角なので利用してみようと言う話が家族の間で出たことから旅行が決まりました。プリウスを買ったばかりで燃費を試してみようと言うのもありました。目的地は徳島と香川で、徳島の鳴門でうずしおを見ることと香川でうどんを食べるのを目的に朝早くから出発し、1泊2日の旅行を楽しみました。

観光をしたのは鳴門のうずしおだったのですが、運悪くその日はしっかりとしたうずしおを見ることができませんでした。見られたのは波とあまり区別がつかない、なんとなく渦っぽいかなと言うものでした。実は下調べが不十分で、日によって見られる人そうでない日が有るということをその時初めて知りました。

ちなみに見た方法は大鳴門橋の上からガラスで覗き見る方法で、他に船に乗って見学する観潮船もありますが、利用はしませんでした。うずしおが見られなかったのは残念でしたが、天気がよかったので中々綺麗な風景を見られたのでそれなりに満足できる観光でした。

逆に不満だったのはその日の食事です。近くの民宿のような店で食べたのですが、刺身はなかなか新鮮で、まあまあ美味しかったのですが、何故かエビだけはやたら貧相で全く美味しくなかったのが記憶に残っています。その癖、値段は観光地らしく高かったので、質に見合うとは感じませんでした。

瀬戸大橋を車で走ると橋がとても巨大に見え、景色もよく非常に爽快であったことが記憶に残っています。その時は弟と父、3人で交代で運転していたのですが、たまたま瀬戸大橋を渡る時に自分の番であったことをラッキーだったと思いました。普段運転が左程、好きでは無い私が運転をこれほど爽快だと感じたのはこの時と北海道をドライブした時だけです。

 

当時の時点で建造されてから20年以上は立っているものなのに、こんな巨大な建造物を作ってしまうなんて凄いなと今更な驚き覚え、感動さえ感じてしまいました。それほど走る時の瀬戸大橋は大きく見えたのです。それとこれは余談ですが、この橋を初めて知ったのは子供の時に見たアニメでしたのでその実物を見た感動も景色とは別でほんの少しあったりしました。

往路と復路でルートを変え、帰りは鳴門海峡大橋や明石海峡大橋を渡りましたが、こちらは瀬戸大橋と比べ感動は無く、ちょっと物足りなく感じました。勿論、それは私の主観で人によっては異なる感じ方をすると思いますが。

行く前に観光ガイドマップを見て行きたいうどん屋の候補を決めて行ったのだが着いたのが3時頃でその時には店が閉まっていました。香川の有名なうどん屋はほとんどが3時まで早いところでは13時30分に閉まってしまうのですが、それを知りませんでした。勿論ガイドマップには店の開いている時間は書かれていたようですが、飲食店がそんな早い時間に閉まるとは思わず、チェックするべきでした。

慌ててガイドマップを見直すと16時までやっている店を近くに見つけ、急いでその店に向かいましたが、品切れで時刻より前に閉店していました。意気消沈し、何とかやっている店は無いかと彷徨っているとセルフうどん店のような簡素な店を見つけました。そのお店はまったく飾りっけも風情も無く、わざわざ香川に来てこんな店と思ったが、お腹も減り疲れていたため、もうここでいいやと店に入りました。

するとその店のうどん、特にぶっかけうどんが絶品で、その美味しさの秘密は醤油でお土産に買って行きたいと思い、店の人に聞いてみましたが、残念ながら販売はしていませんでした。また行きたいと思っていますが、残念ながらその店の名前も場所も思い出せません。

乗鞍高原にスキー旅行として、12月31日~2019年1月3日までの年末を乗鞍高原でスキー旅行と乗鞍高原での旅館で宿泊しました。乗鞍高原は岐阜県と長野県の県境にある中での長野県側での施設です。移動は愛知県内でスタッドレス付きのファミリーカー、ベルファイアをレンタルして、家族全員で長野県の乗鞍高原に出掛けました。スキーと乗鞍岳の旅館での宿泊を楽しむ目的で出発しました。

乗鞍ホテル山百合におきまして、3泊4日での大人4人子供二人となる宿泊で、合計20万円を支払って宿泊しました。12月31日~1月3日までの期間、100%源泉かけ流し乳白色天然温泉を木の香り漂う大浴槽で朝から夜まで何回も浴槽を堪能することができました。スキーで身体中が痛かったのですが、筋肉をほぐすことができたので、次の日まで痛みが引きずることなく過ごすことができました。

朝はバイキングだったので毎日好きなものを選ぶことができ、いつもならコーヒーとヨーグルトを食べるだけなのに、今日は洋食、次の日は和食、などたくさん食べてしまいました。昼はスキー場へ出かけているので昼食はカレーやラーメンなど軽く済ませましたが、バッグにビスケットやチョコレートなどつまむものを入れておいたので小腹が空いた時には便利でした。

 

メインは山百合での夜のコース料理を堪能しました。地元の素材を活かした形での料理長が作る、和風創作会席料理がメニューのお品書き通り順番に運ばれてきます。黒酢ハチミツの酢豚が一番美味しくて絶品でした。和洋のバランスが非常に取れておりまして、深々と積もる雪を背景にしての会席料理は最高でした。

やはり旅行のメインは乗鞍高原のスキーですが、最初で最後のスキーであると思いました。高等学校でのスキー研修での修学旅行が最後であると思っておりましたが、乗鞍岳で約20年ぶりとなるスキーを体感して、子供達は毎年私の両親に乗鞍岳に連れて行っていたのでそれなりに滑ることができるのですが、初級コース、初級の難しいコース、中級コース、上級コースとある中で、久しぶりに滑ったのでどうにか子供達についていくような感じで、中級コースに入れてもらいました。

しかし、とても滑れるような感じではなく、上から見下ろすと断崖絶壁に近いような状態で、両親はすいすい滑りながら「大丈夫かぁ」と笑いながら何回も滑り降りていってしまい、相当恥ずかしい思いをしました。最終的には怖かったので、スキー板を外して、一歩一歩雪を踏みしめて下って行きました。

大きなスキー場なので、初級コースといえども「すずらんコース」と言うゲレンデまで緩やかなヘアピンや踏み外したら緩やかに滑落してしまうような現場だったので、凄く怖い思いをしながら滑りました。こうやってスキーでは度胸を付けていくんだと思いました。実際にスキーヤーとボーダーがぶつかっており、一人が頭を抱えながら、救助隊の方に説明している様子を滑っている時に見てしまいました。一歩間違えば大惨事になるので、子供たちには絶対に無理して滑らないように伝えました。

また、ボーダーの友人は腰を強打して、その日からボードをやらなくなったと言うことも聞いていたので、事故等も視野に入れてそのためには、よりリスクを回避するために上手くならなくてはならないと痛感しました。若い時ならなんとなくアドバイス通りにできたのですが、頭では分かっているものの体が言うことを聞かず、結局それほど上達もできずに終えてしまいました。子供たちは日に日にうまくなっており、毎日夕食時に今日は何ができた、自分の方がじいじより早かったなど楽しい報告をしてくれて良い思い出になったようなので良かったです。