9月にベトナムに3泊4日で行きました。一緒に行ったのは同じ会社の同僚先輩後輩上司です。1泊目はハノイで2~3泊目はハノイ中央部になるダナンという都市に行きました。交通手段は関西国際空港からハノイまでは飛行機で行き、ハノイ市内は貸し切りバスで回りました。ハノイ観光後はダナンまで飛行機で移動して、ダナン市内はまた貸し切りバスで回りました。名目上の目的は海外研修でしたが、殆ど観光旅行のような感じでした。

基本的には、ベトナムの寺院や遺跡を巡る観光ツアーに参加していました。寺院や教会に関心があったので重点的に見て回ることにしました。ベトナムは古い寺院が多いのですが、一つだけ洋風な教会があり、ガラスステンレスが目立っていてとても印象的でした。ベトナムは過去に何度も戦争等で領土が広がったりしていましたので、その度に王朝が変わっていたため、様々な箇所に王宮跡や王族の墓などがありました。

 

やはり貧しい国とはいえど、王様関連の施設は大きかったです。中でも王宮には玉座が未だ残っていて、試し座りが出来たのですが、家来が前に座っているイメージをしてしまい、当時の身分の高い人の気分を味わうことが出来ました。

ダナンにはドラゴン橋という場所があり、決まった日にドラゴンの像の口から火を吐くイベントがあります。滞在3日目が幸いこの日に該当する日でした。現地に向かい定刻の30分前に着きましたが、既にドラゴンの火を見ようと沢山の人が集まっていました。無論、バイク社会なので、バイクで来ている観光客も多く、道が完全に封鎖された状態でした。定刻になり、ドラゴンが火をふくと辺りが大騒ぎしていました。見ていて面白かった上に辺りは夜店が沢山出店していたので、まるで日本の花火大会のような雰囲気でした。

あとは、ダナン市の有名なステーキ屋に行ったことです。後から知ったのですが、ここはベトナムだけでなく海外の観光客にも知られているような有名な店だったそうです。確かにステーキの値段は高かったのですが、味はその分良かったです。そのうえ、ベトナム風の色んな調味料が用意されていて、オリジナルソースの味で食事を楽しむことが出来ました。

とても怖かったことは、ベトナムはバイク社会なので、道路を歩いていると、バイクがコンスタントに走っており、しかも信号がないところが多かったです。なので、いつ事故が起きてもおかしくない状況でしたが、幸い私が滞在している時は交通事故は起きませんでした。横断歩道を横切る時は命がけかもしれないです。そんな中でも関わらず、会社の先輩は強引に手で無理矢理バイクの流れを遮って渡っていたので、見るだけで怖かったです。

感動したことは、ダナンに滞在していた時に宿泊していたホテルです。6つ星に値するホテルであり、会社が無理をして抑えてくれました。豪勢で大きなベッドと気が利くサービスは日本での高級ホテルをイメージします。何よりもダナンは海沿いなので、窓からの景色を観れば太平洋が果てしなく広がっています。なので、眺めも抜群に良かったです。あとは、朝食はバイキングだったのですが、ベトナムのあらゆる料理が揃っていたので、これも良かったです。

屋台なども試してみたかったのですが、さすがに個人旅行ではないのでもし体調を崩すようなことがあるとみんなに迷惑がかかるのでやめておきましたが、歩くたびにおいしそうな香りが食欲をそそり、現地の方が気軽に食べているのがうらやましかったです。ベトナム全土で食べられるフランスパンにレバーパテやハム、野菜などをはさんだバゲットサンドのバインミーは人だかりになっている店を選んで購入しましたが、とてもおいしかったです。